2009/02/26

「データ定額ボーナスパック」の提供開始~月額1,000円~4,980円で高速モバイルデータ通信サービスが利用可能に~ | ソフトバンクモバイル株式会社

「データ定額ボーナスパック」の提供開始~月額1,000円~4,980円で高速モバイルデータ通信サービスが利用可能に~ | ソフトバンクモバイル株式会社

SBMのemobileなMVNOサービス(を含むデータ通信専用のサービス)、意外とあっさり登場。サービス開始は2009年3月6日より。端末はC01LC、USBスティック型。

料金プランは2つ。多分emobile網を使う「データ定額プラン」と、たぶん自社網を使う「データ従量プラン」。で、両方まとめて加入できる「データ定額ボーナスパック」なるものを出す模様。普通は両方入ると2つ入るよりは安い、くらいの価格設定だと思うのだけど、SBMは普通じゃない(こら)ので、2つとも加入すると片方加入するよりも安くなる ^^;

データ定額プランの方は、データ定額ボーナスパック加入時だと700円~4679円。もう片方のデータ従量プランの月額料金(300円/月、さらに従量課金が使えばかかる)を加えると、1000円~4979円。つまり、emobileのスーパーライトデータと基本的に同じ(もちろん、パケットあたりの料金も同じ)。MVNO事業者ってのは大抵値段で勝負するところだと思うんだけど、そうならないあたりもSBMならでは、なんだろうか ^^;


ひとまずSBMとしては、データ定額ボーナスパックを売りたい、ってのは確定。以下、仮にそれが売れると仮定した話。

日本国内を前提とすれば、データ定額プラン側の回線ばかりが使われる、つまり、emobileの網しか使われないので、自社網への負担は一切考える必要がない、というのは自明。でも、使われないSBMの回線も合わせて売ることにより、結果的には「SBMの契約数が2増える」ことに。純増ナンバー1、と言い続けるためには契約数をがんがん増やしたいでしょうから、この商品は大きく貢献できること間違いなし、のはず。日本国外で利用する場合は、(自社回線側の契約が使われるので)ローミング料金できっちり売上確保。

明らかにSBMにとって露骨に都合がいい条件ばかりなんだけど、これ、本当に売れるんだろうか。

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